こちょこちょどりーむ

考えに考えに考えたことを書いたり、あと思いつきで書いたり。誰かの助けになったり、ならなかったり。でもなったらうれしい。

20代のうちに転職を1回でも経験した方が絶対に良いよ!っていう話。

どーも。こちょです。

今回は、会社勤めの方の「20代での転職」について書きたいと思います。

自営業の方は、「ふ~ん」と思ってお読みください。

ちなみに私は、27才のときに1回転職をしております。

以前も、現在も、ずっと会社勤めです。

その経験も踏まえたうえで結論を言うと、

20代での転職は全然アリ! むしろ1回は経験しとけ!

と思っています。

では、その理由を順に説明していきたいと思います。

 

 「会社の考え」に沿って行動する、ってどういうこと? 

会社に入ると、基本的にはその会社の社風だったり方針だったり、つまり「会社の考え」に沿って行動をしていくことになります。

なぜか? それはもう、「会社の考え」に沿った行動をしていなければ、ぶっちゃけ自分の評価が下がるからです。

一部上場の大企業はともかく、日本の中小企業には、「会社の考え」に沿った行動をしない社員を置いておく余裕なんてまったくありません。

なので、「会社の考え」に沿った行動をしない、というのは、

社員にとっては、評価が上がらない。場合によっては給料も上がらない。

会社にとっては、給料を払う価値がない。経費をかけるだけムダ。

ということで、当の社員にとっても会社にとっても良いことがなにもないんです。

 

「会社の考え」と「自分の考え」をミックスする

 

「じゃあ、常に自分を押し殺して会社のいいなりになって仕事しなければいけないのか?」という疑問があるかと思います。

私の経験では、社会人になりたての方やまだ学生の方にこのような疑問を持つ方が多いかと思います。

答えを言うと、それはバランスの問題です。

もちろん、自分の考えをまったく持たず会社の言いなりになる人もいます。

ただ、多くの方は自分の考えや将来実現したいこと、ビジョンなんかをおぼろげでも持っています。

お金持ちになりたい。出世したい。結婚して子供がほしい。家がほしい。世界一周旅行したい。…などなど。

そんな未来を想像することは大変すばらしいことです。

ただ、会社に所属する以上は、そればっかりを追い求めてもダメだ、ということです。

なぜなら、会社というのは複数の人間で成り立っているものだからです。

数人の会社もあれば数千人の会社もありますが、とにかく、会社員である以上、一人で仕事しているわけじゃない、ってことです。

そこで必ず発生してくるのが、集団行動・集団活動、すなわち「チームワーク」をどれだけ円滑にしていけるか、という考えです。

「会社の考え」に沿わず、「自分の考え」だけに傾いてしまうと、その人の「チームワーク力」は失われていきます。

「あいつは自分のことしか考えていなくて、全然周りを見ていない…」と、組織の中で、疎んじられ、冷遇され、邪魔者扱いされてしまうのです。

それを防ぐためにも、100%でなくてもいい、自分の中の20%、30%でもいいから、「会社の考え」を自分の中に取り入れていくことです。

その上で、「会社の考え」と「自分の考え」をバランスよくミックスさせた上で、その状態での自分が実現したいことを考えていけばいいんです。

昔は、終身雇用制と年功序列賃金制により、「その会社に所属し続けた際の自分の将来」というものが想像しやすかったんです。

「このままいけば30歳で貯金〇百万円で、40歳で〇千万円ぐらいだな…」ということが下っ端の会社員でも容易に想像できていたのです。

そんな想像ができたなら、「じゃあ28歳のときに車を購入して、35歳のときにローンで家建てて…」という想像もできてしまいますよね。

今はどの会社も昔ほど余裕が無くなって実力主義に近くなり、そんな想像が難しくなっています。

だからこそ、自分の考えだけを押し通すのではなく、100%会社の言いなりになるのでもなく、「自分の考え」と「会社の考え」をリンクさせて行動していかなくてはならないのです。

 

「会社」が違えば「考え」も違う!

 

そして、その「会社の考え」というものは、たとえ同じ業界であっても、会社が違えばまったく違うものです。

なぜなら、会社が違えば、業界内での立ち位置(例えば、シェア第1位の会社と第3位の会社、とか)も、その会社を構成している人員もなにもかも違うからです。

とくに、やはり社長をはじめとした役員・経営陣ですかね。

そこが違うので、当然「会社の考え」も変わってくる。

すると、同じ「利益を求める」中でも、それぞれの会社のとる行動は変わってくるんです。

もしこれを読んでくださる方の中に、同じ業界内での転職、を考えている人がいるなら、こう質問したいです。

次の会社でも同じように仕事すればいいと思っていませんか?

答えはもちろん、「それではダメ」です。

なぜなら上に書いたように、例え同じ業界であっても、「会社の考え」は違います。

なので、「その「会社の考え」に沿って行われるあなたの行動」も当然違ったものであってしかるべきだからです。

 

得られるのは…「自己の成長」

 

…ということで、転職をした場合、まずその転職先の会社の「考え」をよく想像し、理解することに努めることになります。

で、自分の行動をその「会社の考え」に沿ったものに変化させていかなくてはならないのです。

ここが結構難しいし、実際転職をする前の人には中々想像できないところです。

でもここが転職において最も大事なことだと思います。

長年連れ添ってきた「自分の考え」やそれに付随する「自分の行動」を変えていくのは簡単ではありません。

ただ、それをおこなっていかなければならない。

その中で、それはもう、とてつもないほどの「自己の成長」が得られます。

これまで想像もしなかったぐらいの視野の広さを手に入れたり、多様な価値観を受け入れられるようになったり…

人間として深みが増すというか、器が大きくなるというか…

転職において得られるのは何も待遇や環境の変化だけではありません。

そんな「自己の成長」も得られる。

なので、できるだけ早いうち、できれば20代のうちに転職を経験してほしいと、強く思うわけなんです。

 

最後に

少し長くなってしまいました。

20代前半の方向けに、「最初に入った会社が100%自分に合うなんてことはありえない」という話もこの話に添えて書きたかったんですが、更に長くなりすぎるのでそれはまた今度。

今回は少し自分を振り返る内容でした。

でも、転職するかどうかお悩みの特に若い人にはぜひ読んでいただきたいと思って書きました。

 

お読みいただきありがとうございました☆